2024.04.05
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新学期・入園のこと

今日は入学式だったところも多かったようですね。

ご入園・ご入学おめでとうございます。

あいにくの雨模様となりましたが、桜の開花としてはぴったりのタイミングになりましたね。

さて、ベビ健塾にお越しのお母様方から

保育園の入園を前に

「焦って離乳食を完了させてしまった」

「離乳食を完了させないと入園させてもらえない」

というようなお声を聞く事が少なくありません。

これって、お口やカラダの機能をしっかり学んでいる専門家からすると

ぎょっとするお話です。

現に、離乳食において私が過去に学んだ際の師匠に

このことを話しましたら

「このご時世にそんな園はないはず」とまで言われてしまうくらい

専門家的にはびっくりすることなんですね。

なぜなら・・・

離乳食は栄養面としてカラダを育てる目的なだけでははく

段階別にお口の機能を育て上げる目的もあるからです。

本来月齢で決めて始めるものではなく

お口やカラダの発達具合と歯の萌出具合を総合して

段階を経て進めるものなのです。

赤ちゃん本人の状況を無視してどんどん進めて食べさせることは

お口の機能発達を阻害することになってしまいます。

するとどうなるのか・・・

・丸のみ

・一口量がわからない

・早食い

・くちゃくちゃ食べ

・うまく食べられない

などのお困りごとの要因となり

最悪【窒息事故】に繋がります。

窒息事故はもちろん防ぐべきものなのですが

それ以前にやはりきちんと段階を経て機能は育ててほしいと思うのです。

お口の機能は食事に関与するだけでなく

カラダの機能発達や、歯並び育成にも直結します。

だからこそ、離乳食の進め方は個人個人に合わせ、じっくり取り組んでいただきたい

そう願います。

これから離乳食を視野に入れる保護者の方はもちろんですが

保育園の先生方にもその大切さが知識として当たり前になってくれることを

願うばかりです。

ベビーからカラダ育む健口塾では離乳食の開始時期や進めるタイミングを

個人に合わせて支援しております。

また、保育園の先生方に向けた講座も可能です。

お問い合わせは当ホームページのお問合せフォームよりご連絡くださいませ。