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硬いものが顎を育てる???
新年度が始まりました。
桜もちょうどよい季節、心が弾みますね。
新学年のご準備でお母さん方は大忙しかもしれません。
さて、今日は前回の続き『硬いものが顎を育てるのか』について。
欧米に続いて歯列矯正が徐々に当たり前になってきた日本。
学校の歯科検診にも「不正咬合」の項目があり、歯並びが悪いと受診を要請されます。
歯並びが悪いと何が悪い?
そこはまた改めて別のブログに記そうと思います。
歯並びが上手く育たないお子さんが増えており、きれいな見た目と衛生性(あえてここで機能と書かないことに意味があります笑)を目的とし、矯正治療をする方が増えていますね。
将来的に矯正が必要にならないようにと「『硬いもの』を噛ませるように」とよく聞きます。
これは歯科業界でもそれ以外でも現代の『軟食』が問題視され、当たり前のように硬いもの硬いものと言われ続けています。
実はそれ、とても危険です。
「昔はもっと歯ごたえのあるものを食べていた」と言われます。
確かにそうです。
そして昔はもっと歯並びが良かった。
確かにそうです。
でも、硬いものを食べていたから歯並びが良かったわけではないんです。
歯並びは『骨格的結果』。
『神経』が育ち『筋肉』が育ちやっと『骨格』が結果として育ちます。
歯並びはその『骨格』に値します。
なので歯並びが噛む力で育つわけではないんですね。
硬いものを噛める身体ができあがっていたからこその良い歯並びなんです。
なので、硬いものを噛める身体がないのにやたらと歯ごたえのあるものを噛ませる行為は身体を壊しかねません。
逆に骨格に悪影響を及ぼします。
顎を育てようとして「硬いものを噛む」「回数を沢山噛む」これは全て意識しなくてはならない行為です。
本来は『無意識』の世界で作り上げられるのが身体です。
「硬いものを噛む、回数を沢山噛む」のではなく
「硬いものも噛める、回数を自然に沢山噛める」身体を育て上げることが重要です。
なので、歯が生え始めたらしっかり歯固めを・・・ではなく
妊娠中から始まり出産方法も絡み、正しい授乳と抱っこ、寝かせ方から歯並びは変わります。
この基礎が成り立つことでやっと離乳食を理想的に処理できる身体が出来上がります。
ベビーからカラダ育む健口塾では離乳食支援に力を入れておりますが
本来は妊娠中から知っていていただきたいことが山のようにあります。
ベースを整えて離乳食に挑むと困りごとがグッと少なくなります。
離乳食もその子の身体とお口で進め方は全く異なります。
食べさせられるものもお子さんが違えば全く異なります。
もしかしたら双子でも差があるかもしれません。
きちんとその子の発達に合わせた食材を選ぶことでお口の機能『正しい咀嚼嚥下』が育ちます。
その『正しい咀嚼嚥下』が顎を初めて育てるのです。
良い歯並びにしたいからと硬いものを噛ませる前に、まずは『正しい咀嚼嚥下』ができる身体を作っていきましょう。
そう、できれば妊娠中から。
あ、ちなみに硬いものでもある意味顎は育ちます。
それは、顎の骨のエラの部分。
歯が並ぶ顎の広さではないんですよ~。
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