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口の発達は脳を含む全身の発達や成長にメインと言っても良いほど大きく関わります。
そして人が健康に生きていく事にもとても大きく関わります。

『お口』と聞くとどんな機能を思い浮かべますか?
多くの方が「話す」「食べる」の器官として思い浮かべるのではないでしょうか。

「虫歯や歯周病が無く、食事ができて、言葉が話せれば問題ない」そう思っていませんか?
実はお口の発達具合でその人の身体の発達、脳機能、運動能力、呼吸機能、姿勢、免疫力、視能力、顔貌などがとても影響を受けているのです。

歯並びの良しあしも昔は遺伝などと言われてきましたが、遺伝的要素はごく少なく、胎児期・乳児期からの関わり方次第で良い方向へ育てられることがわかってきました。歯並びの問題は身体の問題の最終結果なので、身体にも何かしら問題があることが多く見られます。
大人たちが正しい知識を身に着けて、胎児期・出生直後からお口の発達に気を配ることができれば、お口も身体も困りごとの少ない子に育ちます。

今、子供たちの体力・身体の機能が年々低下し、深刻な状況です。
これにはお口の発達から始まる身体の発達具合が大きく関わっており、また幼児の食べ物による窒息事故なども食材ではなくお口の機能発達の問題によるものが多いと感じます。

医療が発展し、日本人の平均寿命は延びていますが、命が尽きる前の約10年間は『不健康寿命』と言われ、介護なしの自立した生活ができない期間と言われています。この不健康期間を短く、できることなら自立したまま寿命を全うしたいものです。

年齢とともに筋力や心身の活力が低下する『フレイル』には実は口腔機能の低下が第一指標となると言われています。いかに乳幼児期からの口腔機能をきちんと育て、老年期のフレイルに立ち向かう基礎力をつけるかどうかが健康な老年期のキーポイントとなるのです。

子供の幸せな未来のために学習塾に通わせる親御さんは大勢いらっしゃることでしょう。お勉強ができるのも脳がしっかり活動するからです。健康な身体(脳)が資本です。ならば老年期までの健康な身体を持つための基礎を学ぶ塾があっても良いのではないでしょうか。

医療は年々発展していますが、本来は医療にかかる前の予防や健康維持が大切です。そこで身体が悪くなる以前に人にとって本来の必要な知識を身に着け、良い発達を促し、健康を維持できる身体作りが理想となります。

当塾では人々が自力で心身健康になるための予防的知識の伝達を主とし、正しい発達発育を目指すお子様、親御さんの支援をはじめ、お口の困りごと、またはお口が要因となる身体の困りごとを解消していく支援の場としてありたいと考えております。

一緒に学び、一緒に身体を動かし、何歳からでも自分のお口と身体を大切に育んでいきましょう♪

中学生までは男女ともに、高校生~シニアまでは女性専用施設となります。通われる方のご家族に関しましては男性受講もお受け致します。